【絶景】手軽に山頂へ!車山高原の展望リフトに乗ってみた。割引はある?

車山からの景色 国内旅行

高原の絶景が楽しめる道として有名なビーナスライン
道中には美ヶ原や白樺湖など魅力的な観光地がたくさんありますが、その中でも車山高原について気になっている方々も多いのではないでしょうか?

・車山高原にリフトがあるって聞いたけど、山頂からの景色はどんなだろう?
・登ってみる価値はあるのかな?

この記事では上記のような疑問をお持ちの皆様へ、車山高原リフトの概要や実際に行ってみた感想等をご紹介していきます。

【結論!】料金はやや高いが、360°の絶景は登ってみる価値あり!公式の割引チケットもある!

車山展望リフトに乗るには、大人1名で往復2,500円かかるため正直少し高いです。


しかし、天気が良ければ富士山や南アルプス、御嶽山、北アルプス等、360°の絶景を見渡せるため登る価値は十分にありです!


また公式の割引チケットもあるため、事前に予定が決まっていれば少しだけ安く乗ることも可能です。

割引チケットの情報はこちらに記載しています。

北アルプス方面の景色

車山の概要とアクセスについて

車山について

車山は長野県の中央部、茅野市と諏訪市の境目に連なる霧ヶ峰(きりがみね)の最高峰で、標高は1,925mです。

周辺にはトレッキングコースが整備されており、様々な草花を見ながらハイキングを楽しむことができます。

また近くの白樺湖周辺は高原リゾートとして有名で、ホテルや遊園地等の施設があります。

冬場は車山高原SKYPARKスキー場がオープンし、ウィンタースポーツを楽しむことができます。

車山展望リフトは、スキー場のリフトを夏季も運航することで私たちに手軽に絶景を楽しむ機会を提供してくれています。

車山へのアクセス

車利用の場合

最寄りのインターチェンジは中部横断自動車道の「佐久南IC」
または中央自動車道の「諏訪南IC」です。

各ICからはおおよそ下記の時間で到着します。

佐久南ICから:一般道を経由して42Km(約60分)
諏訪南ICから:八ヶ岳エコーラインを経由して28km(約40分)

公共交通機関利用の場合

最寄り駅はJR中央本線の茅野駅です。
茅野駅には新宿からの特急あずさも停車します。
茅野駅からはアルピコ交通バスに乗車し、終点の車山高原下車徒歩すぐです。

茅野駅からの所要時間は約60分、運賃は片道1,800円です。

また上諏訪駅からもバスが出ています。

上諏訪駅からの所要時間は約70分、運賃は同じく片道1,800円です。

どちらの路線も運行本数、時期ともに限られているため、訪問予定の日に運行があるかは乗車前に必ずアルピコ交通のHPを確認してください。

2024年5月現在、運行本数は茅野線が1日4本、上諏訪線が1日3本となっており、どちらの路線も土日祝および7月27日~8月25日の夏期繁忙期間のみの運行となっています。

車山展望リフトの営業時間・料金

営業時間

リフトの営業開始は午前9時です。
最終乗車時間は下記の通りです。

上り最終時間下り最終時間
山頂往復15:2016:00
中腹往復15:3016:15

※上記は通常シーズンの時間です。
 ハイシーズン期間(7月1日~8月31日)は最終乗車時間がそれぞれ1時間遅くなり、営業時間が延びます。

料金

料金は下記の通りです。
車山には歩いて登ることもできるため、区間運賃・片道運賃の設定もあります。

大人
(中学生以上)
小学生幼児
(4歳~6歳)
山頂まで往復2,500円1,700円900円
片道1,700円1,300円700円
区間料金※往復1,700円1,300円700円
片道900円700円400円

※区間料金は「麓~中腹(スカイライナー)」、「中腹~山頂(スカイパノラマ)」いずれかの区間のみ乗車する場合の運賃です。

またペットと一緒に乗ることもでき、ペットの料金は区間にかかわらず1匹500円です。

窓口では現金払いのみ、券売機ではキャッシュレス決済が利用可能!

駐車場から入ってくると、目の前に「TICKETS」と書かれた窓口があるため、こちらでチケットを購入することができます。

チケット売り場
チケット売場

ただし窓口での支払い方法は現金のみとなり、各種キャッシュ決済利用の場合は券売機の利用が必要です。

窓口は現金不可
チケット売場では現金の利用はできない

券売機はチケット売場の手前の入口を入った右側に複数台設置されていました。

券売機#1
券売機#2

割引チケット情報

区間は限定されますが、WEB上で割引チケットの販売もあります。

最も割引率が高いのが公式割引チケットで、山頂往復と中腹往復がそれぞれ10%引きとなります。

山頂往復:大人(中学生以上) 定価 2,500円→割引価格 2,250円
中腹往復:大人(中学生以上) 定価 1,700円→割引価格 1,530円
※小学生、幼児についても通常運賃から10%引きとなります。

アソビューでも、山頂往復のみですがチケットの販売があります。
こちらは5%割引となります。

山頂往復:大人(中学生以上) 定価 2,500円→割引価格 2,375円
※小学生、幼児についても通常運賃から5%引きとなります。

また事前購入はできませんが、JAFの会員証提示でも山頂往復が5%割引となります。

実際に登った際の画像

チケットを購入!

チケットを購入したら早速出発です。
チケットはこんな感じでした。

チケット画像

1本目のリフトに乗車

チケットを購入した後はリフトに向かいます。
チケット売り場のすぐ後ろがリフト乗り場なので迷うことはないでしょう。
1本目のリフトの名前は「SKY LINER」でした。成田空港に連れていかれそうですね。

リフト「スカイライナー」
1本目のリフトの名前はスカイライナー

1本目のリフトは右手になだらかなスキー場の斜面を眺めながら登っていきます

中間地点に到着

7分ほどの乗車で中腹の駅に到着します。
中間地点には展望カフェレストラン「TOP’S360」があり、食事を取ったり、ソフトクリームを買ったりすることができます。
山頂にはトイレがないため、必要であればここで済ませておきましょう。

中腹のレストラン

2本目のリフトに乗車

1本目のリフトを降りて、左側に進むと1、2分で2本目のリフト乗り場に到着します。

リフト2「スカイパノラマ」
2本目のリフトの名前は「スカイパノラマ」。SKYの後の線がスカイライナーより長い。
特別なリフト
途中でスペシャル仕様のリフトとすれ違いました。

山頂駅に到着

山頂へは8分ほどの乗車で到着します。
降りた時点ですでに絶景!
山頂駅を出て左手に写真撮影用の大きな枠があり、奥には富士山も見えます。

車山高原写真撮影用フレーム
写真撮影用の大きなフレーム

山頂駅から実際の山頂までは少しだけ登り坂です。

山頂までの登り

山頂からの景色

山頂に到着すると360°の絶景です!
車山は長野県の中央部に位置するため各地の山が一望できます。

八ヶ岳、富士山方面
八ヶ岳、富士山方面
中央アルプス方面
中央アルプス方面
北アルプス方面
北アルプス方面
蓼科山、白樺湖方面
蓼科山、白樺湖方面

山頂には写真撮影用のテラスもあります。

車山山頂スカイテラス

山頂付近には車山神社もあるので、お参りしていくのもよいですね。

車山神社
車山神社

山頂の看板は記念撮影にもぴったりです。

車山山頂看板
山頂の看板

歩いて登ることも可能

車山には歩いて登ることもできます。
麓(リフトの始発点)から山頂までは登り80分、下り60分ほどで到着するそうです。
登りか下りどちらかだけリフトを利用して、片道はお花を楽しみながらハイキングもありですね。

登山道の写真

下りも絶景

下りのリフトからは蓼科山と白樺湖の絶景が望めます。
高所恐怖症の方には少し怖いくらいかもしれません。

下りリフトからの景色

まとめ

車山展望リフトは往復2,500円と少し値段は張りますが、天気が良ければ値段以上の景色を見ることができます。

また割引チケットもあるため、事前に予定が決まっている場合は少し安い料金で乗ることが可能です。

皆さんも信州方面にお出かけの際は、車山展望リフトを目的地の候補に加えてみてはいかがでしょうか?

お読みいただきありがとうございました!

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