ANAインターコンチネンタル石垣リゾートってどんなホテル
オーシャンウィングデラックスオーシャンルームに宿泊した感想は?
オーシャンウィング、コーラルウィング、ベイウィングの違いはなんだろう?
この記事にたどり着いたみなさんは上記のような疑問をお持ちではないでしょうか?
この記事ではANAインターコンチネンタル石垣リゾートについて、ホテルの概要や各ウィングの違いなどを実際に宿泊した感想や様子を踏まえてご紹介しています。
ぜひみなさんのホテル選びの参考になれば幸いです!
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートについて
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートは、沖縄県石垣市真栄里にある高級リゾートホテルです。
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートは元々、全日空ホテルとして1998年にオープンしました。
その後ANAがホテル事業を世界的なホテルチェーンの一つであるIHGとの合弁に移行させたことに伴い、2009年に「インターコンチネンタル」ブランドのホテルとして再オープンしています。
ホテルは石垣空港と市街地の間にあり、どこに出かけるにも便利な場所に立地しています。
同時にプールやビーチ、複数のレストランといったリゾートホテルとしての設備もしっかりと備えているため、アクティブ派からゆったり派までどんな方々でも満足できるホテルです。
2020年には新館のベイウィングが開業し、ホテルが出来てから30年近く経つ今でも進化を続けているホテルです。
ウィングごとの違い
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートは4つの棟で構成されています。
それぞれの違いについて簡単に解説します。
オーシャンウィング ※今回宿泊
オーシャンウィングは1998年のホテルオープン当時からある、本館にあたる建物です。
建物自体は新しくはないですが、キレイに改装されているので古さは感じません。
プールやレストランへのアクセスも良好です。
全室バルコニー付のオーシャンビューで、一部のスイートルームを除き部屋の広さは40㎡で統一されています。
広さの違いはありませんが、下記の通り階数の違いによって部屋が区分されています。
・スーペリアオーシャンルーム(3~4階)
・デラックスオーシャンルーム(5~8階)
・プレミアオーシャンルーム(9~11階)
スーペリアとプレミアについては、より広いバルコニーを持つコーナールームの設定もあります。
コーラルウィング
コーラルウィングはオーシャンウィングの端から通路を渡ってアクセスする別館のような建物です。
オーシャンウィングと同年代の建築ですが、2023年にリニューアルされているので内装は最新となっています。
コーラルウィングの部屋の広さはオーシャンウィングよりも広い50㎡に統一されており、二段ベットの部屋もあるため、どちらかと言えば家族での宿泊を想定したつくりとなっています。
建物は4階建てとホテル内の他のウィングより低く、部屋によっては海が見えません。
またバルコニーもありません。
ただしその分、宿泊料金はホテル内で一番低く設定されています。
部屋はオーシャンウィングと同じく階数によって区分されています。
・デラックスコーラルルーム(1~2階)
・プレミアコーラルルーム(3~4階)
※どちらもバンクルーム(二段ベット)の設定あり
ベイウィング
ベイウィングは2020年にオープンした新館です。
ベイウィングには専用のプール(サンセットプール)や朝食会場(SALTIDA)があり、現代的な雰囲気のホテルでワンランク上の滞在を楽しむことができます。
ただショップや路線バスの発着する本館(オーシャンウィング)までは屋外を数分歩いて移動する必要があるので、そこが少しだけ不便かもしれません。
部屋の広さはオーシャンウィングよりやや広い43.2㎡で統一されています。
もちろん全室オーシャンビューです。
ベイウィングも下記の通り階数によって部屋が区分されています。
・デラックスベイルーム(2~5階)
・プレミアベイルーム(6~7階)
クラブインターコンチネンタル
クラブインターコンチネンタルはベイウィングと同じく2020年オープンの新館内にあります。
1棟が丸々クラブルームとなっているのは、日本ではここだけとのことです。
クラブインターコンチネンタルの宿泊者は、オーシャンウィング・ベイウィングの施設に加え、専用のプールやクラブラウンジを利用することができます。
ラウンジでは朝食やアフタヌーンティー、イブニングカクテル等のサービスを受けることができます。
部屋の広さはベイウィングと同じ43.2㎡です。(スイートルームを除く)
他のウィングと同じく高さによって部屋の区分が変わります。
・クラブインターコンチネンタルプレミアガーデンルーム(1階)
・クラブインターコンチネンタルデラックスルーム(2〜6階)
・クラブインターコンチネンタルプレミアルーム(7〜8階)
※ガーデンルームは5室限定の庭付きの部屋
ホテルの立地・アクセス
どこに行くにも便利!
ANAインターコンチネンタル石垣は石垣島の東海岸を南北に走る、国道390号線を少し海側に入った場所に立地しています。
空港や離島行きのターミナルのある石垣市街地どちらへのアクセスも良好です。
上手くいけば飛行機到着から1時間以内にホテルの部屋に入ることもできるでしょう。
主要な場所アクセス(車)は下記の通りです。
・南ぬ島石垣空港(20分)
・石垣港離島ターミナル(15分)
・川平湾(35分)
・玉取崎展望台(35分)
・平久保崎(1時間)
タクシーの場合、
石垣空港からはで2,200円程度
石垣港離島ターミナル周辺からは1,200円程度で移動することができます。
公共交通機関(バス)でのアクセス
ANAインターコンチネンタル石垣へは離島のホテルにはめずらしく空港から路線バスでも向かうことができます。
石垣空港から下記の路線でホテルまで向かうことができます。
(路線名クリックで時刻表にリンク)
・系統10番 アートホテル・ANAインターコンチネンタル経由空港線
・系統4番 平得大浜白保経由空港線
★運賃は450円(系統4番利用の場合は440円)
★所要時間 20分程度
★クレジットカードのタッチ決済で乗車可能
どちらの路線も行き先は離島ターミナルなので、空港ホテル間の移動に加え、石垣市街地との移動にも利用可能です。
10番のバスはホテルのエントランスまで直接乗り入れてくれます。
ただし10番のバスは本数が1日6本程度と少ないため、時間が合わない場合は4番のバスを利用しましょう。
4番のバスを利用する場合は「沖縄県八重山合同庁舎前」バス停で下車し、徒歩10分弱でホテルにアクセスできます。
4番のバスは7時台から21時台まで概ね30分おきに運行しているため、あまり待つことなく移動することができるでしょう。
今回の宿泊料金
今回は楽天トラベル経由で予約し、11月の週末に2泊して下記の料金で泊まることができました。
朝食付き2泊 59,833円
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートは楽天トラベルのボーナスプログラム対象宿なので、レベルが上がっている方はさらにポイントが貯まります!
ホテル内の様子
ここからホテル内の様子をご紹介していきます。
ロビー
90年代築のホテルらしく、ロビーはとても広くゆったりとした作りです。
イスやソファはリニューアルの際に入れ替えたらしく、現代的なデザインです。
ロビーからレストランのある1階を見下ろした景色です。
窓からの景色と階段がゴージャスです。
ウェルカムドリンクとしてさんぴん茶とフレーバーウォーターをいただくことができます。
お部屋の様子(デラックスオーシャンルーム)
宿泊したデラックスオーシャンルームの様子をご紹介します。
設備周り
クローゼットは広々としています。アイロンは見当たりませんでした。
おそらく開業した時からつかっているであろう立派な金庫があります。
テレビの周辺はこんなかんじです。
現代的にすっきりきれいにまとまっています。
テレビにはスピーカーがついています。テレビ付属のものよりはいい音だった気がする?
水は無料でいただけます。2日目も補充されていました。
ベッド
ツインベッドです。オーシャンウィングにはダブルベッドのお部屋はなくツインのみのようです。
ベッドサイド。電話は少し時代を感じますが、照明や壁のデザインはモダンにまとまっています。
入口側ベッドのスイッチとプラグ類です。
スイッチに加えて、一般的なコンセントプラグとUSB(Aタイプ)の差込口があります。
窓側ベッドのスイッチとプラグです。
こちらの方が操作できるライトは少ないです。
水回り
洗面台はダブルシンクではありませんが、大理石造で豪華な作りです。
浴室も大理石造りです。
浴槽も広くゆったりとしています。
浴槽の向かい側にシャワーブースがありました。
シャンプーやコンディショナー等はスウェーデンのフレグランスブランド「BYREDO(バイレード)」の製品でした。
なぜか浴室にも洗面台がありました。使う人いるのかな?
歯ブラシやシェーバー等のアメニティはしっかり揃っています。
その他のアメニティも丁寧な個包装です。
ドライヤーはパナソニックの大衆的なモデルでした。
ミニバー
洗面台の手前にミニバーコーナーがあります。
高級ホテルによくあるネスプレッソも設置されていました。
デカフェのカプセルがあったのが個人的には嬉しかったです。
引き出しを開けるとお茶が入っています。
TWGの紅茶がたくさん入っていてテンションが上がります。
冷蔵庫の中にはドリンクがセットされていますが、こちらは有料です。
有料の飲み物類の価格は上記の通りでした。
ビールが500円なので、比較的良心的な価格設定だと思います。
バルコニー
オーシャンウィングのお部屋は全室バルコニー付です。
オットマンつきのソファーとテーブルが一脚ずつ置いてあります。
できればソファー2脚あると嬉しかったですが、、、
しっかりサンゴ礁の海を見渡せます(曇ってますが、、、)
部屋は東向きなので朝焼けも見ることができました。
ホテル内の共用施設
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートは大型ホテルなので、共用施設がとても充実しています。
一部をご紹介します。
お土産ショップ
オーシャンウィング内には土産物店が2店舗とコンビニエンスストア1店舗あります。
土産物店のうちコーラルウィングよりの店舗は、地元の工芸品等も売っており品揃えが充実しています。
コンビニエンスストアは街中のお店よりだいぶ値段設定が高いので、可能なら外で買ってきた方がよいかもしれません。
セブン銀行ATM
ホテル内にはATMの設置がありました。
旅行では急に現金が必要になることもあるので、嬉しい設備です。
ラジオスタジオ
私たちが直接使用できる施設ではありませんが、ホテル内にはFMいしがきサンサンラジオのスタジオがあります。
ここから日常的に放送を行っているようです。
プール
リゾートホテルと言えばプール!ということで、プールのご紹介です。
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートのオーシャンウィングには屋内・屋外2つのプールがあります。
どちらのプールでもタオルや浮き輪等は追加料金なく借りることができます。
屋内プール
屋内プールです。寒い時期は温水となるため、1年中プールを使用することができます。
訪れた日は11月で、外で十分泳げる気温でしたがすでに温水になっていました。
温泉かと思うほど温かいプールでした。
屋外プール
屋外プールには子供向けの浅瀬プールやスライダーがあります。
スライダーはなだらかなので、小さなお子さんも一人ですべっていました。
温水ではありませんでしたが、11月中旬でも特に寒さは感じずに入ることができました。
ビーチ
ホテルの前はマエサトビーチというビーチになっています。
市営の公共ビーチで誰でも利用できるプールのようですが、場所的にホテルのプライベートビーチのようになっています。
ライフセーバーの方もいるのでお子様も安心して泳ぐことができそうです。
ビーチにはホテルのビーチハウスもあるので、タオルや遊具等をレンタルすることができます。
朝食
オーシャンウィングとコーラルウィングを朝食付きプランで予約すると、日本料理「八重山」での和定食かサンコーストカフェでのビュッフェかを選択することができます。
今回は2泊したので、どちらもいただくことができました。
日本料理「八重山」(和定食)
朝食会場は日本料理「八重山」です。
食べ過ぎ飲み過ぎの翌日でも食べられそうな優しい和定食です。
ビュッフェに比べて店内がガヤガヤしていないのも嬉しい。
味噌汁とご飯はおかわり自由です。
メニューはこんなかんじ。
サンコーストカフェ(ビュッフェ)
ビュッフェ会場はにぎやかで、色々な料理を楽しむことができます。
沖縄らしくジュースの種類がたくさんありました。
オムレツや八重山そばを作っていただくこともできます。
パンやチーズ、ハムも充実していました。
まとめ-石垣島ではインターコンチネンタルに泊まっておけば間違いない!
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートについてご紹介しました。
空港や離島ターミナルにも近い上に、プールやビーチも備えた大規模ホテルで、石垣島を訪れる際にはとりあえずココに泊まっておけば間違いないと言えるホテルです。
ハイシーズンを外せば、高級ホテルとしては宿泊料金もそこまで高くないため、ぜひ石垣旅行の際には選択肢に入れてみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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