【マレーシア】シャーアラムの「ブルーモスク」ってどんなところ?行き方や注意事項、実際に行った感想について紹介

海外旅行

・マレーシアのブルーモスクに行ってみたい
・ブルーモスクへの行き方や注意事項は?
・実際にモスクのガイドツアーに参加した感想は?

この記事にたどり着いた皆さんは上記のような疑問をお持ちではないでしょうか?

日本から比較的近く、気軽に行ける国の一つであるマレーシア。
複数の民族が平和的に共存している国としても有名です。
そんなマレーシアの中でも一番人口が多いのがマレー系の方々で、多くの人々がイスラム教を信仰しています。

イスラム教を信仰する方々に向けて、マレーシア国内には多くのモスクがあります。
クアラルンプール近郊のシャーアラムにある通称「ブルーモスク」もその中の一つで、規模はマレーシア国内最大です。

「ブルーモスク」はイスラム教を信仰していない方でも見学することができます。
今回は実際に見学した際の経験を踏まえてモスク内の様子や見学する際の注意事項をご紹介します!

「ブルーモスク」の概要

礼拝堂を外からみる

多民族国家であるマレーシアは、民族ごとに信仰する宗教が違います。
「ブルーモスク」は、マレーシアの人口の6割程度を占めるマレー系の人々が信仰するイスラム教の宗教施設です。

「ブルーモスク」は正式名称を「スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスク」と言い、1988年に完成しました。
収容人数は24,000人と、世界でも4番目に大きなモスクであると言われています

モスクはシャーアラムというクアラルンプール郊外のエリアに立地しており、クアラルンプール中心部からも車で40分程度でアクセスできるため気軽に訪れることができる場所です。

見学は無料で行うことができますが、自由見学は許可されておらず、ガイドツアーへの参加が必須となります。

入場料金・営業時間

入場料金:無料
営業時間:[土-木] 9:00-12:30/14:00-16:00/16:45-18:30
     [金] 9:00-11:00
     ※予約不要
     ※上記以外は礼拝の時間となり見学不可
見学所要時間:1時間程度 ※担当ガイドによる

ブルーモスクへの行き方(アクセス)

ブルーモスクへは鉄道やバスを使っていく方法もありますが、グラブ利用が断然おすすめです!

グラブ利用がおすすめ!

グラブは東南アジア各国で使われているライドシェアアプリです。
アプリ上で行き先の指定、配車依頼、決済まで行うことができるため基本的には運転手の方と会話する必要はありません。
旅行者にとってはとても心強いサービスです。

クアラルンプール都心部からブルーモスクまでの所要時間は概ね40分~1時間程度で、運賃は時間帯によって変動しますが、片道1,000円程度で向かうことができます。

もちろん鉄道やバスを使えばもっと安くいくことができますが、時間の効率を考えるとブルーモスクへのアクセスはグラブ一択かと思います。

訪問にあたっての注意事項

ブルーモスクはイスラム教のモスクです。
そのため入場にあたってはいくつか注意事項があるのでご紹介します。

露出の多い服はダメ

モスクで貸し出される服
女性は必ずヒジャブの着用が必要です

礼拝施設であるモスクへは露出の多い服で訪れることはできません。
特に女性は、全員必ず上の写真のようなヒジャブを着用する必要があります
ヒジャブはモスクで無料で借りることができます。

男性はそのままの服装で入場することができますが、半ズボン等では入場を断られる場合があるため、なるべく丈の長いズボンを履いていきましょう。

見学できる時間が限られる

あくまで礼拝時間の合間にモスク見学させていただいているかたちになるので、いつでも見学ができるわけではありません。

ふらっと訪れても見学できない可能性があるため、ブルーモスクへはしっかり計画を立てて向かいましょう。

営業時間は下記の通りです、

営業時間:[土-木] 9:00-12:30/14:00-16:00/16:45-18:30
     [金] 9:00-11:00

必ずガイドツアーに参加する必要がある

ガイドツアーご参加のみなさん
ガイドツアーでご一緒した皆さん。半分以上日本人でした。

ブルーモスクは自由見学ができません。
必ずガイドツアーに参加する必要があります。

ガイドツアーの所要時間は1時間ほどですが、自分のペースで回る事はできないため、人によっては少し窮屈に感じるかもしれません。

ガイドも基本的に英語のみとなります。
ただ分かりやすい英語で話してくれるので、この辺はあまり心配しなくてもいいかもしれません。

実際に訪れた様子(ガイドツアーに参加)

ここから実際にブルーモスクを訪れ、ガイドツアーに参加した様子をご紹介します。

グラブでモスクに到着

モスクの全景

クアラルンプール中心部から車で40分程度でブルーモスクに到着です。
グラブのドライバーさんが気をつかって写真がきれいに撮れるところで降ろしてくれました。

バランスの取れたとても美しい建物です。

受付で待つ

下駄箱

到着したのは午後の見学開始時間の14時より少し前だったため、受付の前で10分ほど座って待ちました。

見学は裸足で行うため、ここで靴を脱ぎます。

時間になるとガイドの方が声掛けしてくれるので集合します。
女性の方は自分のサイズにあうヒジャブを選んでから、ツアーに出発です。

ツアー開始後すぐに写真撮影大会

映える写真の撮り方を教えてくれる

ガイドツアーが始まってすぐ、説明もそこそこに写真撮影タイムがスタートしました。
ガイドさんが色々な映える写真スポットや取り方をレクチャーしてくれます。

10分くらいそれぞれ思い思いの写真を撮りました。

内部は広々として内装も美しい

広々としたモスク内

モスクの中はとても広々としてとても気持ちの良い空間です。

モスク内の廊下はピカピカ

モスク内は裸足で観光する必要がありますが、キレイに掃除されているため足が汚れることもありませんでした。

礼拝堂内の様子

写真撮影の後は礼拝堂の中に進みます。

とても広い礼拝堂

広々とした礼拝堂

マレーシア最大のモスクだけあって、礼拝堂の内部もとても広いです。
ここだけで数千人の方が同時にお祈りができるそうです。

礼拝堂内の天井

天井も非常に高く、ドームを見ていると吸い込まれそうな気分になりました。
シャンデリアのデザインも凝っています。

ここでも写真撮影の時間があります。

ステンドグラスも綺麗

礼拝堂内のステンドグラス

扉の模様はステンドグラスになっており、幾何学模様がおしゃれです。

解散

結婚式等で使うパーティー会場
結婚式をする場所。ここでも写真撮影の時間がありました。

礼拝堂のあとは、裏口や葬儀が行われるエリアを少し見学し、最後に結婚式が行われる場所に集められました。
解散の前にガイドさんから「国にかえったら色んな人にブルーモスクをおすすめしてね」的なお言葉をいただき解散です。

まとめ

素敵な装飾

マレーシア最大のモスク、ブルーモスクについてご紹介しました。
日本ではそこまで身近でないイスラム教のモスクを比較的気軽に体験できる施設で、日本人にとてもおすすめの観光地です。

広々とした素敵な施設なので、イスラム教を信仰していなくても心が洗われるような気持ちになります。

みなさんもクアラルンプールを観光される際はぜひ目的地の候補の一つに入れてみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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